叱られ方

誰かと比べられて叱られるのは傷付く。

その誰かが仲がいい人であればあるほど悲しい。

比較の相手が嫌いな人間なら「あんなのに負けてるなんて!!!」と思えるけど、その相手が、自分が認める友達なら、尚更ダメな自分に追い打ちをかけられているようで苦しい。

好きでこんな自分じゃないのだ、どうにかしなければいけない、という思いが強いほど辛い。

「あなたは〇〇だからダメだ」と絶対的な評価で否定されるならまだ良かった。でも相対的な評価の物差しは感情的過ぎて怖い。

その人と話すたびに「ああ、私はこの人と比べて劣っているのだな」と突きつけられる。

言ってることがどんなに正しくても、「あなたのためだ」と言われても痛いものは痛い。

痛いのは嘘じゃない。

「あなたのためだ」と言われたら、こんな痛みも仕方ないと思わないといけないのかな。